| PAGESELECT | NEXT

≫ EDIT

ジュリー&ジュリア

julie_julia_1_1b.jpg
ジュリー&ジュリア
Julie & Julia

後になって見逃し感が強くなった映画。

先日、東京に遊びに行ったときに、たまたま友人がレンタルしていたのを一緒に観させてもらいました。

いわゆる、実話モノなんですけど、これまでのような感動モノのような“ありがち”な映画ではなくて、実に淡々とした通好みの内容。

アメリカの食卓を変えた(らしい)ジュリアの成功物語と、ジュリアの物語をもとに自分を変えていくジュリーの成長物語なんだけど、この映画の面白いところは二つの実話をひとつにしたところ。
舞台は1950年代のパリと2000年代のニューヨークを舞台に二人の女性が出てきます。過去のジュリアにメリル・ストリープ、でもって、現代のジュリーにエイミーアダムス。
この二つの世界を交互に行き交わせる手法はかつてあった『The Hours』(邦題:めぐりあう時間たち)と言う映画によく似ています。こちらは3世代の物語をリンクさせておりましたが、これと似たような感じ。
そう言えば、この映画でもメリル・ストリープが出ていましたね。

軸となるのはジュリーが、ジュリアの作った524のレシピを365日で作ってブログで報告するというものなんだけど。
いちいち出てくる料理がホント旨そうなの(笑)。
なんか、自分にも作れるんやないかと…。

それにしてもメリル・ストリープって本当に凄い女優さんだね。
映画に息吹を与えることの出来る数少ない人だと思います。
この映画では二人の女優は交わることは一切ないのだけど、メリルの演技は何も言うことがないんだけど、なんだかまるでインスパイアされるように、エイミー・アダムスの演技が冴えてきます。
いや、実にすばらしいモノであります。
プラダのときのアン・ハサウェイもそうだったけど良い女優さんになって行きますね。

もしも、この映画を公開時に観ていたら『グラントリノ』に匹敵する評価だったかもな映画でした。

Greatでなくもよい、映画というのはGoodであれば気持ちは幸せになるもんでありますね。
スポンサーサイト

| Movie(rental) | 18:03 | コメント(-) | トラックバック(-) | TOP↑

≫ EDIT

オーストラリア

Australia
オーストラリア

ニコール&ヒュー様&ラーマン監督が紡ぎ出す大河ドラマ。
WOWOWにて観ましたけど、世間の評判の悪さに反してワシとしてはこの映画かなりよかったです。
歴史的事実の適当さはさておいて、全体に流れるかつてあったような壮大なドラマは近頃の映画にはなかったもの。
それにしてもニコールは相変わらず美しく、ヒュー様はよだれもののガタイで迫ってきます。
ま、組合的に言えばもうちょいと髪をどうにかしてくれてもよかったのでは?と思うのだけど、そもそも格好良いので無問題です。

この映画、大河ドラマとしての要素がそこはかとなくちりばめられていていたけど若干ドラマ性にかけているというか、盛り上がりの部分という意味では過去のもの(例えば『風と共に去りぬ』とか)にはやっぱり及びませんね。
でも、離ればなれになった二人が戦火の中で再会するシーンには思わず泣いてしまいまいしわ(笑)。

そんなわけで3時間近くの映画だったにもかかわらず、退屈することもなく観ることができました。
これならば映画館で観ても良かったと思うし、やはり大画面で観たかったなと言うのが本音です。

| Movie(rental) | 18:55 | コメント(-) | トラックバック(-) | TOP↑

≫ EDIT

ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン



時々、イギリス映画のおもしろいのに出会います。

と言っても、日本ではほとんどがハリウッド作品であとは香港か韓国かっていうくらいでまともにイギリス映画にお目にかかれません。
ましてや田舎ぐらしをしているとほぼ皆無です。

そゆわけで情報もなにもあったもんではない。
そんななかでWOWOWで放送されたこの映画、マジでおもろかったわ。

ふとチャンネルを合わせたときに、「なんやB臭のする映画やなぁ」と思っていたら、あれよあれよという間にワシの胸が小躍りし始めるし、誰もいない部屋に馬鹿笑い声が響き渡り、これはもう大ヒット。

なんと言いますか、とにかくいろんな要素が詰まった映画だったんですけど、それが大味にもならずとにかく小気味よい。
アクションはハリウッド映画。
ミステリはクリスティ。
スプラッターもウギャってな感じ。
おまけに円谷プロも入っているし。

正直、ここまではまるとは思いませんでしたね。
「おかしな人間が一生懸命生きとる姿は、ほんまにおもろい。」
この言葉を思い出してしまいましたよ。

この映画、コメディやアクションが良くできているのは言うまでもないけど、なんといってもその伏線の回収のしかたが半端なくうまい。
ひさしぶりに胸がすっきりしたお話でした。

| Movie(rental) | 15:55 | コメント(-) | トラックバック(-) | TOP↑

≫ EDIT

河童のクゥと夏休み

やっとこさ見たので感想を。

ひとことで言うなら原恵一の集大成、的な内容でしたね。これまでクレしんで断片的に見せてきた手法をいっせいに解き放ったと言った感じ。この監督の世界観というものが改めて確認出来る作品です。きっと、この題材でクレしんを1本撮ることも可能だったと思います。だけどそれをしなかったのはやはりしんちゃんという枠を越えて表現したかったんだろうなと。だけどですね、見る側としてはやはりクレしんの監督さんなんですよね。どうしても、比較をせずにはいられないんですね。でも、過去パートにおいての惨殺シーンやカラスの破裂するシーン、そしておっさん(主人公の飼い犬)の事故のシーンなど、クレしんとは一線を画する場面が多々でてくる。そう、しんちゃんと違うところは、やはり“メッセージ性の強さ”と言うことではないだろうか。

露骨だろうと言うほどに、コドモの世界で発生している問題(いじめ)だとか、人としての弱さとかをこれでもかと突きつけてきます。特に主人公であるはずの人間の家族については、ありがちに綺麗ぶった家族像を描くのではなく未知のモノを手にしたときの優越感と変わっていく様をきちんと描いているのである(このへんが野原家とは違う)。この、梅雨から夏の終わりにかけての物語は、実は人間同士の物語だと思う。原作者のおもいはワシの知るところではないけど、河童であるクゥの言葉は人間そのものの言葉なのだ。『生きていけ』という言葉は、誰に言った言葉、なのかその状況を見ればきっとわかるだろう。

だけど、監督はそんな重々しいテーマ(になりがちな)をちょっとした味付けで、舌触りの良い作品に仕上げている。冒頭のどんよりした梅雨空と夏の遠野の対比、また、胸が締めつけられるほどの夏の終わりの夕陽。そして、最後に吹き抜ける風の心地よさがこちらまで伝わってくる。あと若草恵のノスタルジックな音楽も琴線にふれまくりで音楽を聴くだけで涙が出そうになります。それにしても、この映画は劇場で観なくて良かったと本気で思った。どちらかというと淡々とした展開で、途中でグッときつつも肩すかしを食らうみたいな状態が最後の最後に感情として溢れてしまいました(笑)。

でもってラストの心地よさは“戦国”に負けずとも劣らずでありました

| Movie(rental) | 23:00 | comments(0) | トラックバック(-) | TOP↑

≫ EDIT

プロヴァンスの贈りもの

雨降りが続いたあとの今朝、まるで春の日差しのように明るくてそれがあたる背中もポカポカ、もはや冬も終わりなのかとちょっと残念に思ったり。
「いやいやそんなことはないはず、これからが寒さの本番だよ」ともう一人の自分が声をかけてきます。が、それにしても、日差しが明るいのは良いことであります。


プロヴァンスの贈りもの/A Good Year

あいかわらずがっかりするタイトルですわ。けど、ゆるせます。

リドリー・スコットとラッセル・クロウが久しぶりに組んだ映画ですねこれ。
『グラディエイター』とは大違いの甘々なラブロマンス。ついでに言うとストーリーも映画の出来としても甘々なんですけど、この手の映画やっぱり大好きなワシ。ただし、ラッセル・クロウがやり手のトレーダーになるにはちょっと無理がありすぎる気も…なので、早々とフランスパートになったのはワシとしては大正解。それからラッセル・クロウの崩れた体形も、ちらちらと出てくるフランス語もなんかみていて可愛いし(笑)。あ、髪型はいただけないけど。

それにしても、過去パートのアルバート・フィニーとフレディ・ハイモアは好いですね。ここのやりとりがあるから大団円へと繋がるわけですが、まぁこれがなかなかお上手でしたね。

リドリー・スコットと言えばどちらかというと大作を作る監督ってイメージがあるんだけど、実はこういった小品のほうが佳作が多かったりするんよね。この映画もその類だと思いたい。小洒落たフレンチテイストの映画を作りたかったのか、軽めの男女関係とか、ブティックワインとかそれなりに材料をとりいてます。けど、これが見事に外してまして(笑)。それでも、見ていて飽きなかったし最後は笑ってみていたから良かったんですよね。褒めてるんだかけなしてるんだよくわかりませんが…。

ま、興味がある人は見てみてはいかが?

| Movie(rental) | 11:44 | comments(0) | トラックバック(-) | TOP↑

| PAGESELECT | NEXT