| PAGESELECT | NEXT

≫ EDIT

コクリコ坂から

kokuriko_1_1b.jpg
コクリコ坂から

女子サッカーの感動が冷めやらぬ中、ジブリの新作です。
いきなり、まとめの意見をいうとおそらくスタジオジブリは今後はこの路線にシフトするのだろうと確信した。
確か、宮崎監督が「しばらくはファンタジーはやらないだろう」と言っていたと記憶している。
それが、良いことなのか悪いことなのかわからないけど、やはり変化を求めることは当然だろうし、悪いことではない。
それが、ジブリ映画の客離れに繋がるとしても一度はあるべき姿なのだろうと思う。

さて、ここから感想。

監督の第一作目『ゲド戦記』でこてんぱんに批判された教訓が元になってるかどうかは別として、ワシは決してこの映画は悪くなかったと思う。
世間の人がちはなぜか宮崎吾郎という監督を批判せずにはいられないみたいで、今回もかなりなこと言ってる一般評論家がおります。
でも、客観的にみてそんなに悪いところがみあたらないと思うのである。
正直言ってゲド戦記すらワシとしては悪い映画ではないのである。
ゲド戦記という題材と、宮崎駿の息子でなければあんな風には批判はされなかったはず。
今回もまた同様である。

物語は昭和の中頃の少女マンガそのもの。
ま、これについても批判している訳のわからん人が多くいますが、制作段階で発表されていたこと。
内容が、昭和のメロドラマになるのは当たり前である。
それを知った上で観るとなんら不思議ではないのと思うのだけどね。

ただし、その時代背景についてはいささか古い、というのはワシも納得。
いま、この時代に戦後のどさくさにまぎれて「ああなった、こうなった」と言うのは少々強引かも。
確かに、80年代に大映のTVドラマなんかではよくあったパターンなんだけどね。
一緒に観に行ったツレは、「わからん」と言ってましたけど、本当にそうなのだろうか?
ワシとしてはとても単純明快な映画だったから不思議である。
でも、多少説明不足なところもあるからそう感じたのかも。
例えば今じゃ使わない「ガリを切る」とかね。
あと、主人公の海とメルと呼び方もね。
そう、この映画はもう完全にこども向けの世界からジブリが離れた映画作りをしたということなのである。
なので、この映画に子供を連れて行ってはいけないというのが真実。
ま、そこら辺をメディアはきちんと伝えないと行けないのだけどね。
にもかかわらず、日テレはそんなのを無視して集客活動に躍起になってますが…。

それにしても、今回の作画は本当に感動しました。
もうね、ジブリ映画をずっと観ているワシにとってはこの上ない作画。
スクリーンのなかで動き回る少年少女たちのあの表情はずっと待っていたジブリ映画そのもののような気がする。
それは今回のポスターにも現れていて、実はかなり期待しておりました。
それと、やはり服部氏のつむぐ音楽は新鮮で心地良いね。
吾郎氏が監督をするときはおそらく今後もこんな感じなのかと。

最後に。
見終わったあと、清々しいきもちになれた。
とともに、久しぶりに泣けた。
これこそジブリ映画だと思う。
あくまでもワシの意見ですが(笑)。
スポンサーサイト

| Movie(2011) | 23:10 | コメント(-) | トラックバック(-) | TOP↑

≫ EDIT

ハリーポッターと死の秘宝PART2

hp7_2_1_1b.jpg
ハリーポッターと死の秘宝PART2
Harry Potter and the DEATLY HOLLOWS PART2

いよいよ大団円。
かれこれもう11年か…。
ワシ自身原作を全く読まずにここまでよく見続けたモンだと思います。
途中、何度かの監督交代により作風が変わったりしたり、当時のワシとしては痛烈な批判もしたこともあったけど、きちんと最後まで作り上げてくれた関係者にはありがとうの一言しかない。
11年という時間は人の時間としても決して短い方ではない。
これだけの時間のあいだに、作り手も観客も、意に反してリタイアした者もいるだろう。
だからこそ、今この物語の完結を観られることに感謝しなければならない。
ありがとう。

さて、話しであるがもう言うまでもない、ハリーとヴォルデモードの最後の戦いである。
正直は話しをすると、原作も読まず、映画も一度観たら二度目がほとんどなかったワシ。
そんなわけで、かなり物語に“抜け”があります。
だけど、もうそこはそんなに問題なくこの映画、いやこのシリーズを一本の長いエンタテインメントとして楽しんだかと言うことなのだ。
敵味方に関係なく主要なキャラについて、あっさり倒されてしまうところなんかはもう愛嬌ということで(笑)。

そう、この映画(シリーズ)はいかにハリーそのもののにスポット当てた至極当たり前の映画なのである。
だから、ハリーポッターだけを追っかけていくと、なんら問題なくその成長をうかがい知ることが出来るのだ。

かつて『ロードオブザリング』が完結したときに感じた寂しさは、やはりこの映画でも感じた。
おそらく、ここまで壮大なスケールの映画はしばらく現れそうにない(ひょっとしたらアバターがそうなるかも?)と思う。
だけど、今後そういう映画が出てきたとしても、ついて行けるかどうか自信はないのだが(笑)。

最後に。
今回は泣く泣く3Dを鑑賞したけど、やはり2D向けの映画である。
劇場関係者に言いたい。
収益を得るための無駄な3D興業はやめて欲しい。
せっかくの、綺麗な映像もただの暗い画像になるだけなので。
ちなみ、ワシはこのシリーズではやはり死の秘宝が一番面白かったですね。

| Movie(2011) | 20:04 | comments(0) | トラックバック(-) | TOP↑

≫ EDIT

SUPER8

super8_2_1b.jpg

SUPER8
SUPER8

予想に反して、ヒットしていないこの映画。
早速観てまいりました。
驚くことに今年初の劇場鑑賞作品。

とにかく、事前の情報通りスピルバーグ映画の焼き直し。
とでも、言っておきましょう。
でもね、はっきり言ってこの映画大好きですよ。
ほんと、これまでのスピルバーグの映画のエッセンスを余すことなくちりばめておりました。
と言うより、もうカメラワークから光の入れ方までスピルバーグ印。
JJエイブラハム監督、本当にスピルバーグが好きなんやねw

さて、全体の物語はと言うと『未知との遭遇』でしょうかね。
でもって、劇中のMBXやら触れられると意思の疎通が出来たり、ラストシーンは『E.T』かな。
また、“巨大なモノ”に追われるシーンなんかは『ジュラシックパーク』であったり。
「これはあの映画」的なシーンを探すだけでもスピファンにはたまらない映画です。
そのせいで、正直言ってストーリーは浅いですがw。
だけど、どうしもこの映画ワシとしては好きなんだよね。

理由はただひとつ。
父親と息子の関係。
もう、これだけでワシの中では観るに値するのです。
あと、こども達の冒険とかね。
なので、世界観はまったく80年代です。
こうやってみると、80年代もやっぱり捨てがたい年代だよね。
この映画にはそんな香りがプンプンなの。
舞台の設定もさることながら、映画そのもののつくりとか。
CG全盛の現在において、このような映画は稀だし、それを抜きにしてリアリティを追求するところも好感が持てます。

あと、エイブラハム監督はスピルバーグだけでなく、あの監督も好きなんだろうね。
それは、映画のエンドロールをしっかり観ればわかるんだけど、もう“ゾンビ”なのよ。
ワシはもう、笑えて嬉しくて仕方がなかったもん。
ホント、夏はこんな映画が一番しっくりきますわ。

| Movie(2011) | 20:02 | comments(0) | トラックバック(-) | TOP↑

≫ EDIT

127時間


127時間
127

まだ、公開されてませんが試写会情報などからすると大絶賛、されてますね…。
監督は『スラムドッグミリオネア』のダニー・ボイル。
正直言って監督の映画を観るのはこれで2作目だけど、わりとしっかりしたカラーの持ち主なんだなと感心してます。
なにより、前作同様に音楽と映像においては引き込まれるものがあります。

それにしても、よくこれを題材にしたもんだなと思います。
作品自体は90分ほど(あくまで内容のみ)。
なので、気楽にみられるか。
と思っていたら大間違い、ほとんど内容は一人芝居のハズなのにここまでの緊迫感が来ようとはね。
重大な事象に陥ったとき、これは先が見えた、誰しもが思うはず。
正直、ワシもこの時点で嫌だなと思ったんだけど、そこからがこの映画の見せ場でしたね。
とにかく、この短い時間と少ない出演者でよくぞ、ここまでスリリングかつ、面白いものが出来ることに、まだまだ映画の奥深さを知ることが出来ました。

と、ここまで書きましたけど、内容はほとんど書いてません。
いや、書けません。
書いた時点でもう、ネタばらしです。
そんなわけで、興味がある方は劇場かその後のレンタルで(笑)。

実話なので、あれが現実なのか、と思うとゾッとしますが、生への執着がなければああはできないのでしょう。

ちなみに、この映画も英語版で観ましたが、ほとんど理解できましたよん。
その内容のおかげで(笑)。

| Movie(2011) | 11:32 | comments(0) | トラックバック(-) | TOP↑

≫ EDIT

ブラックスワン


ブラックスワン
Black Swan

やっとこさ観たので、感想をば。
と、その前に、今年になって俄然映画を観る回数が減ってます。
と言うより、劇場に足が向かなくなってます。
まったく、映画館に行ってません。
と言うのも、“無理な設定の”3D映画の氾濫にあります。
正直、体の良い値上げにすぎずとても腹立たしいです。
『パイレーツオブカリビアン~命の泉』も観てません。
正直、今後公開される『カンフーパンダ2』『トランスフォーマー3』も観に行くかどうか…ってな具合。
簡単に言うと、3Dで観るに値しない作品ばかりなのです。

と言うわけで、『ブラックスワン』も劇場で観てません。
ま、これはどうころんでも3Dではないのですが。
それから、完全な英語版を観ているのでこまやかな会話の表現等は理解していないかも、ですが。

まず、この映画はやはりナタリーポートマンありきで作られたのでは?と思います。
言いかえれば、彼女無しではこの映画は作られなかたっと言うこと。
これは、前作の『レスラー』でも、ミッキー・ロークでなければ完成しなかったのと同じ事を感じました。
アロノフスキーというこの監督はいたって、シンプルに登場人物を描いています。
おそらく、主役の生い立ちを完全に活かした配役というものを念頭に置いて、物語を構成させているような気がします。

それにしても、この映画実にワシ的には苦手な部類です。
いや、もういろんなところから聞こえてきた感想からして、絶対的な自信はあったけど、はたして、この目で確かめたらやはりそうでした。
ただし、やはり褒めるべきところは主役のナタリー・ポートマン。
子役時代から、本当に大成した女優の一人ですが演技そのものはやはり白眉です。
余談だけど、近頃の彼女をみていると時々どことなくオードリー・ヘプバーンの面影があると思うのはワシだけだろうか。

この映画のもう一人の主役は何を隠そう、母親ではないかと。
一見すると、まともそうに見えて実は彼女も同じ世界にいた人ではないかと思ったりもするし。
結果的に親子で夢見ながら、現実と非現実の世界から抜け出せずに悲劇へと向かったいったと思うのである。

| Movie(2011) | 11:29 | comments(0) | トラックバック(-) | TOP↑

| PAGESELECT | NEXT