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Go Go America(後記) 9月26日

※この旅日記はHBからの転載です。画像等はそちらにあります

~関空再び~

 7月にバリから帰ってきたあとに入った喫茶店の同じ席に俺は再び座っていた、あの時は日本に帰ってきたとたん夏が始まっていて、俺自身、旅から帰ってきた虚脱感みたいなものがあったんだけど、なぜだか今回は違った。この前は夏が始まったように今回もたった5日間で秋が始まっていた。しかし、前回感じたような虚脱感はまったくなかった。なぜだろう?たぶん、近い将来にまた旅に出るだろうと言う気持ちがどこかにあり、感傷的な気分にはならなかったんだと思う。

  それよりも、まず気になっていたのが仕事のことである。何も言わないで旅に出ていたので、携帯電話のメールや留守電話をチェックするのがとても勇気がいった。しかし、いざチェックをしてみると何もなかったのである。なんとなく肩透かしをくらったような気分だった。ホッとした俺は、残っていたコーヒーを一気に飲み、席を立ってお金を払うためにレジへと向かう。もちろん支払いは円だけど、米貨幣のあまった小銭をレジの前にある募金箱に1セントだけ残して入れる事にした。店を出た俺はJRのプラットホームへと向かった、そして、時刻表どおりに列車が発車して俺は空港を後にした。そして電車から空港が見えなくなったとき俺は思った。

「今年の夏も、やっと終わった」

Special Thanks to T&D
and Don't forget your kindness.

GO GO America!! 9.22-9.26.2000
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| Travel & Gourmet | 11:14 | コメント(-) | トラックバック(-) | TOP↑

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Go Go America(4) 9月25日

※この旅日記はHBからの転載です。画像等はそちらにあります

~また会う日まで~

 目覚ましの音で目が覚めた。この日もやっぱり心地よく眠ることが出来たので、目覚めはとても快適だった。隣で寝ていたD氏もすぐに起きてきた。とりあえず寝ぼけている頭を起こすためにシャワーを浴びることにした。そして昨日の夜に予約をしていたシャトルバスが来るまでまだ時間があったのでテレビを見たりしながらゆっくりと時間を過ごした。テレビのニュースでは昨日のフェスティバルの様子が流れていた。そして、シャトルバスが来る時間が近づいてきたので俺とD氏は1Fのロビーへと降りた。D氏はこのあとGと一緒に車でLAに戻ると言うことだった。

 やがて、シャトルバスが到着したので俺はD氏に言った「また会う日まで、ありがとう…」
結局、それだけしか言えなかった。そして、D氏に見送られながら車は空港へと向かった。俺は空港に着くまでいろんな事を考えた。本当にここに来てよかったと思う。そして、いろんな人に出会えたことにとても嬉しく思う。短くても長くても旅は旅。そんな旅で素敵なことに出会うためにまた、どこかに旅に出ようと思う。そういう思いを抱きながら車は空港へと到着する。俺は搭乗手続きを済ませたあとアメリカでの最後の食事をとる。そして、国際線は定刻通りに空港を出発した。

| Travel & Gourmet | 11:11 | コメント(-) | トラックバック(-) | TOP↑

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GO GO America(3) 9月24日

※この旅日記はHBからの転載です。画像等はそちらにあります

~短い間ですが…~

 この日は朝の6時ごろに起床。朝7時半の飛行機でサンフランシスコに向かうためにこんなに早く起きたんだけど、なんと言っても初めてのサンフランシスコ。それに以前から行きたいと願っていた『Folsom street fair』にやっと行けると思うとワクワクしてしまって、早起きした眠たさなんてまったく苦になりませんでした。昨日、腫れていた喉も今日は調子がいいみたいだったけど、痛みはなくても喉の腫れはまだまだ残っているので念のため薬は飲んでおくことにした。

 今回、サンフランシスコへはD氏と二人で行くことになった。それにしてもやはり時間があっという間にたってしまう。結局Tさんと顔をあわすのはロスを出発するまでの数時間となってしまいました。Tさんにはほんとに感謝してもしきれないくらいお世話になりました。日本でも、ロスでも一緒に過ごせた時間は本当に短かったけど、お知り合いになれてよかったと思っています。俺たちが出発する飛行機の時間が早いにもかかわらず、空港まで見送りに来てもらったけど、最後は熱く?抱き合いながら俺は「また来ます」と一言だけ言ってTさんとお別れをすることになりました。本当は感謝の気持ちとかもっといろいろと言葉にして言いたいことがあったんだけど、それを言えなかったのが心残りです。でも、また会えると信じてやまない俺はチェックインへと向かった。

~VIVA San Fransisco~

 ロスから約一時間、ついた場所はサンフランシスコではなくオークランドだった。ここでD氏の友人であるGと合流するためである。しかし、オークランドと言うところは涼しいを通り越してもはや寒いと言ったほうが表現的には正しかった。俺はTシャツとジーパンと言う格好だったので、Gを待っている間にスーツケースからパーカーを取り出して着る事にした。10分ほど待ってGがやってきた、簡単な紹介をしてもらって一同サンフランシスコへ向かうことに…車の中ではD氏とGがやたらと盛り上がっていて、聞いていた俺は世界中どこに行ってもこのノリは変わらないなと思いながら心地よい眠りについた。

 サンフランシスコには10時半頃に着いたのだが、まず飲茶を食べに行くことになった。俺はこんな時間から飲茶?と思ったけど、いざ行ってみると開店前だというのに既に人が並んでいた。あまり、よくわからなかったけどどうも人気の店らしいことはわかった。俺達も店の前で待っていたんだけど、D氏の友達が一人、二人と増えてきて最終的に総勢11人で飲茶を食すことになった。中には既にレザーで身を固めた方もいて俺は「あぁ、俺は念願のサンフランシスコに来たんだー(レザーフェスティバル)」ってあらためて実感しました。

 飲茶での食事を楽しんだ後、いよいよ本日の目的のFolsom streetへ向かうことに…車での移動だったんだけど、街の至る所でレザー野郎を見るたびに「やっぱりサンフランシスコだ」なんて思いながら街の景色を見ておりました。そして、車を駐車場に止めて服を着替えることに…やっぱりね、ここまま出来たんだから俺もちゃんと着替えましたよ。俺が着たのはベストとパンツとブーツと言ったごく基本形の格好です。最初はベストの下にTシャツを着ようかと思っていたんだけど、Gが「暑いから脱いだ方が良いよ」って言うので、そのまま地肌に着ることにした。確かに朝に比べてかなり気温が上がっていたんだけど、まさかあそこまでなるとは…一緒に着ていたGの格好はなんとレザーではなくラバー!しかもボディースーツで…おまけに股まであるブーツと、そりゃもう気合いが入っておりました。D氏もベストとチャップスを身につけて臨戦態勢完了です。
 駐車場からは歩いて10分くらいのところにFolsom streetはありました。お昼過ぎだったせいか、思っていたほどの人はいないような気がした。といっても、かなりの人がいたのは間違いないんだけど。
俺は最初、フェスティバルって言うくらいだから、行けばそのまま見物できると思っていたんだけど実はそうではなかった。と言うのも、通り自体が会場となっていて、そこに入るのに入場料が必要なのだ。ただ、高い入場料を取られるのではなくてUS$2だけだったので安いものである。お金を払ってベストにステッカー(右、写真)を貼ってもらって、これで長年の夢が達成出来ました。場内に一歩足を踏み入れると、すでにストリートライブとかやっていて(入る前から聞こえていた)、その音楽を聴いていると自然とお祭り気分にさせられてしまいました。それになんと言ってもこれはレザーフェスティバル、革を身につけたイケてる野郎がそりゃもう、これでもかって言うくらい目にしてしまいました。ホントに目の保養って感じです。
 とりあえず、どんな感じなのか探るために一通りストリートを歩き回ったんだけど、いつの間にか凄い人の数になっていて、場所によっては歩くこともままなかったりしてホントに熱気ムンムンって感じでした。どんな感じかって言うとここをクリックしてもらうとわかるんだけど、ホモやレズビアンだけではなく、一般の観光客の方も沢山いて、そこに来ている全ての人がフェスティバルを楽しんでるって感じでした。でも、今回一つだけ心残りなのはこの模様をあまり写真に撮れなかったこと。ファインダーを通してみるより自分の目でちゃんと見る方が断然良かったしね。でも、又来る機会があればもっと沢山の写真を撮ろうと誓う俺である。
  結局、4時間くらい楽しんで近くにあるMr Leatherと言う有名なレザーショップで、前から欲しかったラバーのチャップスをゲットしました。横に白のラインが入ってとてもイイ感じです。何も買わないでおこうと思ったんだけど、結局ここでも買ってしまいました。買いながら、どうやって荷物をつめようかと考えてしまう俺だったが、やっぱり、誘惑に負けたってことでしょうか…

 夕方の4時半を過ぎて、ようやくホテルのチェックインに向かった。ホテル自体はFolsom streetに近い場所でこぢんまりとした綺麗なホテルだった。俺は着込んでいたレザーを脱いでシャワーを浴びることに…そして、鏡で自分の姿を見てびっくり。日焼けをしているではないか!しかも、ベストのあとがくっきりと…そう、まるで土方焼けである。この夏のバリ島焼けも落ち着いたとはいえ、まだまだ黒い俺の体にしっかりと刻み込まれたカリフォルニアの痕。確かに暑いとは思ったけど、こんなに焼けるとは思いもよらなかったので、自分にとって一番のおどろきだった。
 しばらくD氏と話をしているとGもやってきた。Gはこのホテルに泊まっているのではなかったのだが、このあとみんなで夕食に出かけると言うことで再び合流したわけである。しかし、Gは部屋に入るなり、崩れるように眠ってしまった。よっぽど疲れていたのだろう。そう言う俺も彼の眠りに誘われて急激に眠くなって椅子にかけたまま眠ってしまった。
 どれくらい時間がたったかD氏の声で俺は目が覚めた。ちょうど、D氏がGを起こそうとしているところだった。そして俺の耳に入ってきたのは「wake up Sleeping Beauty…」だった。なるほど、そういうふうに言うのかと妙に納得しながら心の中では大笑いだった。そして「これは使えるな」と思った。

~Castro street~

 服を着替えて夕食に向かうことに…しかしGは着ていたラバーのボディースーツのままだった。まさかその格好で?と思ったけど、やっぱり彼は最後までその格好でした。夕食はGの車でかの有名なCastro streetへ…途中、今回お知り合いになったもう一人のD(やっぱりイニシャルトークには限界が…)をピックアップして目的のレストランへ向かった。ここで俺が一つ間違ったのはショートパンツを穿いていたことである。昼間と違ってとても寒い!一応、上着は着ていたので上半身は大丈夫だったが、いかんせん寒さというものは下から来るものである。ジーンズにすればよかったとこのときばかりは本当に後悔しました。
 そして着いた所は、たぶんCastro streetでも人気のあるイタリアンの店だった。と言うのも既に人がたくさん並んでいて、中に入れるまで少し時間がかかった。Gが車を駐車場に入れに行っている間にランチを一緒にした面々が(多すぎて名前は省かせてもらいます)次々と現れて、結局昼間と同じ人数に…そして、この店の中の客はおそらく全てホモだろうと思うほどホモホモしかったです。でも、思ったのはこの町ってやっぱり凄いよ。確かに2丁目とかでもホモで埋め尽くされる店はあるんだろうけど、何となく人目を気にしてるっていうか、「あの人もホモ」「この人もホモ」っていうふうに観察してしまうんだけど、ここに至っては全くそんなことは感じられなかった。日本にいると変な感じなんだけど、まったく普通なのである。なんて言うんだろう、男女のカップルとか学校の友達同士がワイワイやってるって感じで、正直言って俺は羨ましくも思えた。そして、もしここに住むことが出来たらひょっとして幸せなのかも?と、考えてしまった俺である。

 食事の方はいかにもアメリカと言った味で、と言うかアメリカだから許される?味だったと言うことだけは伝えておきます。これはもう、バリ島での食事と比べてはいけないと思った。まぁ、それでも安いからいいんだけどね。
 食事の後はもう帰るのかなって思っていたら、とんでもございませんでした。これはもう万国共通のことなんだろうけど、食事の後はやっぱりデザートである。はっきり言って俺も大好きなので、店を出た俺達は心躍らせながらケーキ屋さんへと向かった。そしてたどり着いたケーキショップもたくさんの人が並んでいた。それを見て俺は、あらためて女はケーキが大好きなのねと心に刻んだのである。
 この店は自分でケーキを選んでテーブルまで持っていける、スタバやドトール形式の店だった。順番をまちながら俺はショーケースを覗き込み、そして唖然とした。と言うのもケーキは各種揃っていてたくさん並んではいたんだけど、俺の食べれそうなケーキが一つもなかった。甘かった…ケーキの味も甘いのだが、すっかり忘れていたがここはアメリカである。アメリカのケーキと言えば激甘なのが常識である。日本のバターたっぷりの塩分の効いたケーキになれている俺にとっては、マジで食べられそうなものはなかった。なかでも、これはと思ったのが緑色にコーティングされた物体が…それはどう見ても、緑色に着色された砂糖がそのままコーティングされているとしか見えなかったのである。俺はため息混じりに順番を待っていると、先に精算をすませたGの手にその物体が乗っていた。そして笑いながら言った「これはクイーンズケーキよん」

 俺は せめてクッキーだけでもと思ったのだが、どうも一気にデザート熱が冷めてしまって、結局、カプチーノのダブル(これがまた、濃くて苦かった)だけを頼んだけど、俺にはこの苦いダブルのカプチーノが口にあっていた。あとになってD氏がチョイスしたクッキーを分けてもらったけど、やっぱりこれも甘かったです。でも、美味しかったけどね。
この後は30分ほどおしゃべりをした後ホテルへと戻った。

~最後の夜~

 ホテルに戻ってからは荷物の整理をしたり、D氏と色々な話をしていたらあっという間に夜中の3時になってしまった。。今回、短い旅だったけど来て本当によかったと思う。それも全てTさんやD氏の優しさがあったからだと二人には感謝している。そして、俺はD氏と話をしながら心地よい眠りについたんだけど、何だかとても幸せでした。そして最後に俺の耳に聞こえてきた言葉はやっぱり「Good night」でした。

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GO GO A,erica(2) 9月23日

※この旅日記はHBからの転載です。画像等はそちらにあります

~深夜~

俺はふと目がさめた。
外はまだ暗く朝までは程遠いといった感じだった。
トイレに行こうと思って起き上がろうとしたが、体が重い。
旅の疲れがたまっているんだろうか? 背中のあたりが痛い。
それでも、起き上がってようやくトイレに向かう。
用を足しながらふと唾を飲み込んだ。
「ん?のどがはれているのか?」そう思って、鏡をのぞいた。
腫れているのか腫れていないのかよくわからなかった。
気のせいだと思い、再び眠りにつく俺であった。

~朝~

 時差ぼけが手伝って今朝はかなり早く目がさめた。睡眠はしっかりととれたのですっきりと目がさめたのだが、恐れていたことが現実になっていた。アメリカに来る前に腫れた扁桃腺が、再び腫れていたのである。
「ガーン!」と頭で思いながら、隣で寝ていたTさんに俺の体に起こっている悪夢を説明するが、アメリカでは土曜日に診療しているクリニックはないとのことだった。一週間前に扁桃腺が腫れて、点滴を二本も打ってここまで来たのに、なぜ再発したのか、この時点で既に理由はわかっていた。
というのも、昨晩のディナーの時にグラスワインを一杯飲んだのが原因である。悔やんでも悔やみきれない俺のミスである。そして、この朝の時点ではまだ熱もなく元気に振舞えていたのだが、アルコールによる扁桃腺炎の再発は倍返しになって返ってくることを知っていたので、内心は戦々恐々としていた。持参していた薬も底をついていたので、この日じゅうには超高熱が出るのは目に見えていた。そんな時でも、Tさんはお医者さんを探してくれて、このことは本当に感謝感激である。のどの痛みはあるものの熱はなかったので、Tさんが作ってくれた朝食をとりダウンタウンのリトルトーキョーにあるクリニックへとTさんの運転する車で向かった。

 ここで、Tさんについて紹介します。
Tさんはロスに在住の日本人の方でかれこれ20年住んでいらっしゃるとのこと。同居しているD氏とは15年のお付き合いということでなんとも羨ましい限り。同じ関西出身ということでとても親近感があって、先日、日本にこられた時に初めてお会いしたんですけど。そのときから俺にとっては少なからず影響力を与えてくれる存在となっています。日記にも書いたけど、年の差はあるけどとても素的な方です。

~日本総合クリニック~

 約30分ほどのドライブの末ついたところはその名も「日本総合クリニック」。その名前のとおり、まさに日本にあるクリニックと何ら変わらなかった。というのもドアを開けて受付を覗くと日本人のおばちゃんが…。そして、俺が見た限りこの日のスタッフはすべて日本人でした。もちろん院長先生(いかにも日本的でしょ)も日本人で、看護婦さんにいたっては関西人(関西弁だった)だったので、なんか、アメリカで診てもらっている気がしなかったのは確かです。で、診察の内容はと言うと、まず、問診表を記入して(この辺は日本と一緒)身長、体重、血圧とまさに健康診断。測定中に熱を測ってもらう。さすがに尿検査はなかったけど、んーここまでするとは思っていなかった。そして、この時点でもまだ熱は出ていなくてとりあえずホッとした。
しばらく、待合で待機した後いよいよ診察へと向かう。そして入ってきたのは院長先生。たぶん、年齢的にはかなりのものだと思うが、診察そのものはてきぱきと手馴れたものだった。
そして俺の口の中を覗きながら言った
「あんた…熱が出る時は喉からだろ」
そして、からかうように 「痛いだろゥ?かわいそうに…」などと言いながら笑っていた。
まさに、そのとおりである。しかしこの時俺は、この先生はきっと良い先生だって何となく思いました。
そして、カルテに書きこみながら先生は
「あんた、結婚はしてるのかい?」
と聞いてきたので俺は「いいえ」とだけ答えた。
そうすると 「最近の日本人はだめだね、早く結婚しなさいよ」と言った。
俺は「ゲイですから…」なんて言えるわけもなく
「最近の日本人って結婚が遅いんですよ…」なんて、言いながら先生とやりとりをしていた。
先生がカルテに書き終わったあと
「それじゃ、注射打つからまっててね」と言って診察室を出ていった。

 次に診察室に入ってきたのは目鼻立ちのはっきりした看護婦さんだった。
「こんにちは…今日はどないしたん?」と聞きなれた言葉の看護婦さん。
「こっちに来て扁桃腺を腫らしてしまって…」と俺。
「そうなんや…大変やねぇ、、いつまでこっちにいるの?」と看護婦さん。
「ロスは今日までで、明日はサンフランシスコに行ってあさってには日本に帰ります」
それを聞いた看護婦さんは 「メッチャ、キッツいやん…はよ、治さんと…」と言った。
「そうなんですよ…はよ治してください」と俺。
「抗生物質の検査するんでちょっと引っ掻くねぇ」と看護婦さん。
ん?引っ掻く?俺はそう思いながら寝転んだまま腕を差し出した。
実は一週間前にも俺は抗生物質の検査をしていたので、この時2回目というわけである。ただ、日本と違うのは(ここだけかもしれないけど)検査で引っ掻かれると言うこと。日本ではいつも針を少し刺して(ツベルクリン反応みたいなもの)調べるんだけど、この時はまさに引っ掻かれたって感じだった。引っ掻かれた時はわからなかったんだけど、あとから見るとまさに猫に思いっきりやられたように3本線が浮き上がっていました。
「結果が出るまで10分ぐらいかかるんで、もうちょっと待っててね」と言って看護婦さんは出ていった。
それから約10分後今度は別の看護婦さんが来て、腕の状態を見て言った。
「院長先生が注射するので、お尻を出して待っていてください」
そう言って看護婦さんはそそくさと出ていった。
俺はさすがアメリカ!と思いながらお尻を出して院長先生が来るのを待った。しかし、お尻に注射を打たれるのって高校の時以来である。そう言えばこの時も旅先で風邪をひいてしまって、地元のお医者さんでお尻に注射を打たれたのを思い出した。
やがて、先生が戻ってきて注射を打たれたけど、先生の言ったとおり針を刺す痛みはほとんどなかった。その代わりあとで緩い痛みがずっと残っていたのは言うまでもない。 あとは、薬をもらってお金を払うだけだったが、保険など入っていない俺にはかなりの出費となってしまった。しめて$165となったものの、このあとを快適に過ごすには代えられない犠牲である。高いか安いかはわからないけど、もし日本で保険がなくて俺の症状でお医者さんに行くとやっぱりこれくらいはかかるかもしれないと思うことにした。
  それにしてもアメリカでもらった薬の入れ物はなんとなく気に入ったのでとりあえず写真におさめておきました(上の画像参照) かれこれ1時間半をクリニックで過ごした後、とりあえずTさん宅に戻ることになった。その途中ですでに注射が効いてきたのか喉の痛みはおさまり始めていた。扁桃腺と言うものは抗生物質で治るので、点滴や注射を打つとまるで足の痺れが取れるように痛みがおさまっていくのがわかります。そう言ったわけで、俺はいつも扁桃腺が少しでも腫れると注射を打ってもらうのだけど、今回は異国に来て注射を打ってもらえるとは思っていなかったので、本当にラッキーだったと思います。

~そして買い物…~

 お昼過ぎに家に戻ったが、このころには喉の痛みもほとんどなくなっていた。それとともに気力、体力も復活したので出かけることになった。この日は結局夜まで、D氏が仕事と言うことで全てTさんに俺のことをお任せ状態になってしまいました。
昨日の夜にどこか行きたいところはあるか時聞かれていたのだが、俺自身なかなか思い浮かばなかったである。と言うのもテーマパークとか行きたいところはあったけど、滞在期間が短い上にそこでまるまる一日過ごすにはもったいないのでやめておくことにした。その代わりと言ってはなんだが、日本で以前アメリカの巨大アウトレットモールについてのレポートを見たのを思い出したので、そこに連れていってもらうことになりました。

 そして、向かったところは彼らの住んでいるところから、車でサンタバーバラ方面に向かって約1時間のところで、フリーウェイ沿いにありました。アウトレットモールの名前は『Camalillo Premium Mall』と言い、着いてまずその広さにびっくりしました。日本の御殿場にあるのは行ったことがないけど、同じくらいの広さなんだろうか…あの広さにもかかわらず駐車場は車でいっぱいでまず駐車させるのに敷地内をドライブしてしまいました。といっても、さほど時間もかからずに止めることは出来ました。最初は、適当にいいのがあればと思っていたんだけど、あるわあるわお目当てブランド!これはもう、本腰を入れて見ていこうと思った俺である。
 それにしても、日本のゲイの間で人気のあるブランドはこっちでも人気があるみたいでほとんど揃っておりました。『RALPH LAUREN』『GAP』『TOMY HILFIGER』など、それに人気があるのに日本にはない『BANANA REPUBLIC』はもちろんのこと時間がたつのも忘れるくらいじっくりと見て回りました。で、戦利品としてはシャツ2枚、キャップ1個、ベスト1着、そして仕事用に買った『BARNEYS NEWYORK』のブーツは超お気に入りです。まだまだ、沢山買いたいものはあったんだけどTさんに「ここで新しいバックを買った方が良いんじゃないの」と言われたときは、思わず買いそうになってしまいました。なんてなってアウトレットだし…結局、それは買わなかったけど。で、気づいたら夕方の5時になっていて、もうそんな時間かって感じで、結局、今日の半日をここで過ごしてしまった。でも、ホント買い物で充実した時間を過ごせました。それもこれも全てTさんのおかげです。あのまま熱が出ていたらこんなに楽しくならなかったもん…

 家に帰る車の中では、多分もらった薬のせいでもあるんだけど、ずっと寝てしまいました。Tさん、ごめんなさいです。家に戻った俺達は、たまたま日本から留学で来ているKくんを交えて3人で近くのビュッフェスタイルの店で夕食をとることにしました。それから、Kくんが帰るまでいろんな事を話して、Kくんが帰った後は俺はLAでの最後の夜を楽しむ間もなく荷物の整理へと向かった…。

| Travel & Gourmet | 11:07 | コメント(-) | トラックバック(-) | TOP↑

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GO GO America(1) 9月22日

※この旅日記はHBからの転載です。画像等はそちらにあります

~大阪~

 いつも通りの朝がやってきた。いつも通りに目が覚め、あわただしい朝の行事を行い、いつも通りの時間に家を出る。そして、俺は仕事へと向かう。何も変わらない朝、何も変わらない風景。ただ、今日に限って一つ違っていた。それは、手にしている鞄がいつもと違うのである。それは鞄と言うより、スーツケースという代物である。そう、俺は仕事に行ったその足で旅に出ることになっていた。

  バリ島から帰ってきて2ヶ月、まさか、こんな短期間でまたもや海外に出るとは思っていなかった。たしかに、バリ島から帰ってきた直後はすぐにでも日本を離れたいと思ったものだが、それが現実になろうとは。ただし、今回はバリ島ではなくアメリカ(西海岸)である。実は今年になって計画していた海外旅行があった、それが今回のアメリカである。そうなるとあれだけ盛り上がったバリ島は何だっのか。バリ島滞在記でも書いたのだが、あれは本当に急遽決めた旅である。したがって、今回の旅が計画通りの旅と言うことになる。しかし、気分的にはかなり迷っていて、ぎりぎりまで考えたあげく計画を実行に移すことにした。そして、俺がアメリカ行きを決め手から出発まで3週間。いよいよ波乱がいっぱいの旅の始まりである。そして、短い旅の間でのデキゴトをつたない文章で書き残しましたので最後までおつきあいください。

~サンフランシスコ~ロサンゼルス~

  KIXからSFOまで約10時間のフライトだったが、満席にもかかわらず非常口の前の席だったので足下も広くエコノミーにしては快適な空の旅だった。映画を二本見て、機内食を食べていたらあっという間に過ぎたって感じでした。
サンフランシスコに到着後すぐに入国審査に向かったのだが、ここで思わぬ足止めを食らう。ロサンゼルス行きの飛行機の出発が近づいていたため、かなりあせっていたのだがそれも希有に終わった。というのも、ユナイテッド航空のアメリカ国内便かなり遅れていて、通常14:00出発の便が15:35に変更になっており、おかげで税関を抜けてから約2時間も待たされる羽目になった。SFからLAまでの約1時間のフライトを終え、14:30にようやくLAXへと到着。空港には友人のD氏がすでに迎えに来てくれていた。というより、かなり待っていたと思う。なぜなら、飛行機が送れることを連絡しようとしたが連絡がつかず、結局そのまま飛んできたのでおそらく予定の15:30には来ていたと思う。

  さて、ここで今回俺がアメリカに行ったいきさつとD氏について少し紹介しておこう。
D氏とは初期のHandballBearの会員さんだったことから交流が始まりました。その後、ICQで連絡をとるようになり、「いつか会おう」といいながら会えないでいたんだけど、今年に入ってから俺がロスに行くと言うことが現実味を帯びてきて、今回の旅になったということです。

 で、どうせ行くなら毎年9月の第4日曜日に行われている『Folsom street fair』に行きたかったのでこの時期が来るのを待っていたというわけである。
ところが、この旅行を計画しておきながら、7月にバリ島に行ったもんだから俺としては非常に迷ってしまったのである。もちろんお金のこともあったが、一番俺を悩ませたがやはり仕事のことである。連荘で海外に行くとなるときっと文句を言われるだろうし、かと言って行くと言っておきながら行かないのも俺としてはしたくなかったので、結局、会社には何も言わないで行く事にした。

 ようやく、ロスでのステイ先であるD氏の家に到着しました。そして、ここでTさんとの再会を果たす。俺的にはこの再会はかなり感動していたんだけど、Tさんはどうだんったんだろうね…まぁ、俺にしてもあんまりそう言ったところは顔に出さないので、わかってもらえなかったかもしれないけどね。実は3週間前に日本でTさんとは一度お会いしていたのだ。なんだかね、日本で再会するよりこんなに離れた異国で再会できたって言うのが俺にとってはすごく感動だったんです。そして、俺がステイした家にはD氏とTさんの他に居候君であるJ君と年の離れたメス猫2匹が住んでいる素敵なところでした。

~ネックはワイン~

  小一時間ほどの休憩を取った後、近くのレストランに食事に行くことになった。何が食べたいかいろいろと聞いてくれたんだけど、俺はその中でメキシカンを選びました。食事の後は時間があったのでショッピングモールに行くことに…ここで、俺は友達から頼まれていたビタミン剤を購入し、ついでに自分の物もしっかりと買い込んでしまった。なんと言ってもビタミン剤は日本で買うよりはるかに安いし、今回は絶対に買ってやろうと思っていたので早々と達成できて満足満足でした。で、ショッピングモールには当然のごとく服屋さんなんかもありGAPにも立ち寄ったんだけど、買いたい気持ちを押さえつつ家に戻ることに。しかし、家に戻る途中でドーナツをゲット!これは、今までにない食感で、アツアツな上にふわふわなのだ。しかし、ここはアメリカ!ドーナツのまわりにはしっかりと砂糖がコーティングされていて、もう、本当に史上最強の甘さでした(笑)。
その中で、チョコレートでコーティングしたものがあって、これならイケるだろうと思って食べたら、なんとチョコレート色の砂糖でした…(さすがアメリカ)。でも、本当においしかったですよ。 そして、この後は時差ボケも手伝って夢の中へと入っていく俺であった。このあと悪夢を見るとも思いもせずに…。

| Travel & Gourmet | 11:05 | コメント(-) | トラックバック(-) | TOP↑

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