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2004 10-12

デビルマン
~DEVILMAN~


 最初に言います。全国のデビルマンファンの皆様、
いや、映画ファンの皆様これは映画ではありません。
観れば、怒り、悲しみ、焦燥…全てこみ上げてきます。

 これが俺の映画史上一番の駄作、いや、もはやこの映画には駄作という言葉すら必要がない。それくらい、くだらない映画である。東映の映画制作スタッフはいったいなにやっとんだ?観たことをなかったことにしてと本気で思ったのもはじめてである。とにかく、シナリオ、俳優の演技、無駄な出演者とどれをとっても過去最低のレヴェル…。あぁ、これまでに観た過去の映画を引き合いに出すのもおこがましい。唯一の救いはCGのデビルマンが予想以上に格好よかったことだけ。

 昨今のコミックの映画化ブームは、邦画業界にとっては信頼の失墜の何ものでもない。ハリウッドのレヴェルに追いつけるわけがないのなら、こんなもの二度と作らないでほしい。少なくともまだまだ日本映画界はアニメとホラーと青春コメディーで十分楽しめるんだから。

 ホントはこんなこと書くのも嫌だったんだけど、とあるサイトの素人評論があります。断りなく転載しちゃいますけどまんまこの通りです。

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 何を言っても腹が立ちます。これまでのみなさんと同意見です。 「公開日近くなったから、とりあえずこれでいいか。」で完成した感じ。 最初の敵は、富永愛のコスプレ。 ボブサップ、小錦、小林幸子って何?ギャグなの?

→本来、シレーヌとのエピソードだけで1本の素晴らしい映画が撮れるはず。なのに、数分で終わりとはどういうことじゃ!あと、嶋田久作とか何のために出てるのか?さらに言うなら原作者の永井豪よ、こんな映画にカメオ出演してうれしいのか?えぇ?

現世で「悪魔狩り」ですか。江戸時代の「キリスト狩り」みたいな発想。 意外と簡単に世界戦争とかなるんだ。もっと国家レベルで連携すると思うけど。 「私は魔女。」って何?またギャグ?意味不明。今更ストーリーの論理性にケチをつけても意味無いか。 全てが無い。何も無い。ありえない。 あるのは沢山の死体。生首。平気で人を殺す。後味最悪。

ラスト。「私達だけでも生きましょう。」
まずは製作スタッフが全員一回死んでこい。

→ホントそのとおりです。

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 最後にどうでも良いことだけど、ピクサーの新作は予告編だけで泣けたよ…。
04/10/9

ハウルの動く城


宮崎駿でお腹いっぱいの映画

 まぁ、ここまで期待される映画監督(クリエイター)って言うのももうしばらく現れないんだろうね…ってなくらい、期待されまくっていた映画。正直、前評判どおり、と言うか試写会やいち早く観た大半の方の意見どおりの映画でしたね。その多くはストーリーが中途半端、破綻している、テンポが速い、話が唐突過ぎるといったようなものばかり。中には意味がわからないなんてのもあったけど、俺的にはこういうことをいって言う人のほうがわからないんですけど…。少なくとも話は理解できたし、ある程度のメッセージ性というものもあったと思う。といっても、ナウシカやもののけのようにあからさまに出してるわけでもないところが、中途半端などと言われる所為なんだろうと思う。

 でも、ふと観ていて感じたんだけど、この映画って宮崎監督はなにも考えないで作ったんじゃないか?いや考えていないのではなくて、メッセージ性だとかではなく、これまで観てきた宮崎アニメのファンに対して、良いとこどりをして詰め合わせにした映画を作ったんではないかと…。そう考えると、この映画の破綻具合と言うものも納得できるのである。考えてみれば、もともとこの映画は宮崎氏が監督をする予定ではなく、猫の恩返し同様に別の監督が作っていたものだと考えると、これはみんなが見たがっていた宮崎アニメじゃないかと思う。そういう意味でももう宮崎アニメという枠から離れてもいいなじゃないかなとも思う。

 それにしてもホントこの映画は宮崎駿の映像集って感じで、ここからは完全ネタばれ…例えば、城の造形や空飛ぶ軍艦の造形はナウシカにある世界観。その他の空を飛ぶ乗り物も同じくナウシカやラピュタの世界観。町の風景は魔女の宅急便で、山やお花畑はハイジやマルコの世界。屋根のシーンはカリオストロと観れば観るほどのいろんな映画の寄せ集めって感じ。さらにハウルとソフィの関係はまるで千尋とハクのその後と思うくらいのラブラブモード。

 そんなわけで、俺的には不可ではない映画でした。おそらくジブリではもう過去のナウシカやラピュタのような映画は作られないんじゃないかなぁ。これらにカリオストロを加えて、宮崎駿の映画って完成していたと思うので、今後は好きなものを好きなだけ作ってもらいたいですね。
04/11/27

Mr.インクレディブル
~THE INCREDIBLES~



アメコミ、スパイ映画、日本のアニメ何でも吸収

 昨年のファインディング・ニモに続くピクサーのアニメ。1年前から流れている予告編をみてこれは観たいとかなり期待していた作品。おそらく、今年公開されたアニメ映画の中でも実はダントツの期待度でした。ただし、観る前からある種の不安がありまして、それがものの見事に的中してしまいました。

 それは期待以下の出来になるとうこと。と言うもののひとつに監督が『アイアン・ジャイアント』のブラッド・バードだったから。この映画も公開の時は絶賛されて期待度100%でみたらとんでもなくつまらない映画だったから。なので、今回もそうなるのでは?と期待度100%不安度200%での状態でした。それが…やっぱりがっかりしましたね。『アイアン・ジャイアント』を見た時と同じようながっかり度。なにが、がっかりさせられたかと言うと、とにかく前半から後半に入るまでのテンポがすこぶる悪い。観ていてイライラしてしまった。単純なストーリなんだからスパイダーマンみたいな変な葛藤なんて入れなくて良いって感じである。

 俺的にはピクサーの作る映画としては『モンスターズインク』をピークに質は低下してます。その反面、CG技術はすさまじく進歩していて。背景の作り方については観ている内に実写のような感覚に陥ってしまうほど。なので、リアル俳優が演技をしても、たぶん違和感なくみれてしまうんじゃないかなって言うようなレベルである。

 とは書いたものの、この映画決して駄作ではないんだけど、俺の琴線に触れることがなかっただけなんだろうなと思う。その理由はあまりにもこれまでに見た本当に面白いと思うアメコミや映画、テレビアニメや漫画の世界をそのままパクったからだと思う。『ハウルの動く城』が宮崎アニメの寄せ鍋とするとこの映画はまさにいろんなものの寄せ集めって感じで。サンダーバード、スパイダーマン、Xメン、007、さらにはサイボーグ009とかワンピースまでも…特にボートやパラシュートになるイラスティガールはバーバママでしたね。おまけにロボットの造形は宮崎アニメ。さすが宮崎オタクのジョン・ラセターって感じ(笑)。

 それにしても、この映画って世間での評判はすこぶる良いんだけどなんで?って感じ。おそらく、ハウルのあとにこんな単純明快なのを公開されるとよく思うのかも知れないけど、同じ特殊能力系の人間が主役のアニメなら断然東映の『ワンピース』を俺は推薦しますね。
04/12/10
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