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気節はずれの水

この絶え間なく流れる水、まるで気節はずれの水。
おさえても、はきだしてもいっこうに止まる気配がない。
これはこれで本当に私にとっては苦痛に等しいものがある。
例えば、電車でうたた寝をしているとき。
うつむき加減で気持ちよくなって来たところを、
たったひとしずくのその水が私をいっぺんに不快のどん底へ突き落とすのである。
それと同時に、えもいわれぬ恥ずかしさと苦笑いが周りの誰に気づかれるともなく私を襲いかかるのだ。
こうなれば、最後のあがき。
わかってはいるけどやはり完全にきえる日が本当に待ち遠しい。

それにしても、昨晩からの症状は本当にひどかった。
まるで花粉症かと思えるほどの、風邪末期の“鼻水”。
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| Time as you pass by | 20:08 | comments(0) | トラックバック(-) | TOP↑

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河童のクゥと夏休み

やっとこさ見たので感想を。

ひとことで言うなら原恵一の集大成、的な内容でしたね。これまでクレしんで断片的に見せてきた手法をいっせいに解き放ったと言った感じ。この監督の世界観というものが改めて確認出来る作品です。きっと、この題材でクレしんを1本撮ることも可能だったと思います。だけどそれをしなかったのはやはりしんちゃんという枠を越えて表現したかったんだろうなと。だけどですね、見る側としてはやはりクレしんの監督さんなんですよね。どうしても、比較をせずにはいられないんですね。でも、過去パートにおいての惨殺シーンやカラスの破裂するシーン、そしておっさん(主人公の飼い犬)の事故のシーンなど、クレしんとは一線を画する場面が多々でてくる。そう、しんちゃんと違うところは、やはり“メッセージ性の強さ”と言うことではないだろうか。

露骨だろうと言うほどに、コドモの世界で発生している問題(いじめ)だとか、人としての弱さとかをこれでもかと突きつけてきます。特に主人公であるはずの人間の家族については、ありがちに綺麗ぶった家族像を描くのではなく未知のモノを手にしたときの優越感と変わっていく様をきちんと描いているのである(このへんが野原家とは違う)。この、梅雨から夏の終わりにかけての物語は、実は人間同士の物語だと思う。原作者のおもいはワシの知るところではないけど、河童であるクゥの言葉は人間そのものの言葉なのだ。『生きていけ』という言葉は、誰に言った言葉、なのかその状況を見ればきっとわかるだろう。

だけど、監督はそんな重々しいテーマ(になりがちな)をちょっとした味付けで、舌触りの良い作品に仕上げている。冒頭のどんよりした梅雨空と夏の遠野の対比、また、胸が締めつけられるほどの夏の終わりの夕陽。そして、最後に吹き抜ける風の心地よさがこちらまで伝わってくる。あと若草恵のノスタルジックな音楽も琴線にふれまくりで音楽を聴くだけで涙が出そうになります。それにしても、この映画は劇場で観なくて良かったと本気で思った。どちらかというと淡々とした展開で、途中でグッときつつも肩すかしを食らうみたいな状態が最後の最後に感情として溢れてしまいました(笑)。

でもってラストの心地よさは“戦国”に負けずとも劣らずでありました

| Movie(rental) | 23:00 | comments(0) | トラックバック(-) | TOP↑

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土曜の夜の…お気に入り

ここ数日はまたまた寒い日が続いておりまして、案の定、といいますか、まったく油断をしていて風邪をひいてしまいました。イエトレをして大汗をかいたのに、そのままにしてダラダラとしたのがいけなかった。こればかりは完全に自分自身のせい。あぁ、なさけなさすぎます。とは言ったもののやはりこの時期にしては肌寒すぎるんですけどね。
閑話休題
abc制作の『プライベートプラクティス』、これが最近のお気に入りドラマ。あ、朝日放送のABCではなくアメリカのabcです。なので、この場合海外ドラマですね。それにしても、海外ドラマは面白い。ま、今、日本でやっている海外ドラマをすべて網羅しているわけではないけど、せいぜいNHKとWOWOWで放送しているものについては比較的チェックしてるわけです。その中で今一番気に入ってるのがこれ。もともとは『グレイズアナトミー』のスピンオフだけど、内容としてはこっちのほうがワシは好き。大人向きというか人間模様としても“グレイズ~”よりも好き。やっぱり、ワシも完全なる40代です。
シーズン1は9話で終わってしまいますけど、いずれ始まるシーズン2は今から楽しみ。

| TV | 14:35 | comments(0) | トラックバック(-) | TOP↑

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サラネ

言わずとしれた『サラネ』、って誰も知らない『サラネ』。知ってる人は多くても“たぶん”ワシだけが使ってる『サラネ』。

早くもこの春でシーズン4。数々の人気キャラは今もって強烈なインパクトを放っています。特にシーズン2から現れたキャラは本当に強烈すぎて、紅白にまで出たのも記憶に新しい。ちなみにシーズン3のキャラでのお気に入りは“厚姫”でした。で、この“シーズン4”なんですけど、前作までの面白さを期待して引きずっていたためにいささか期待はずれ気味だったのが、2週目にして面白さ復活。いや、更にパワーアップしていたかも。それには麻生祐未の加入(レギュラーか?)によるところがかなり大きい。彼女のコメディエンヌぶりはホントに好き。早々に期待のコントが現れたのは嬉しい限り。極妻からのパロディは面白すぎました“社宅の妻たち”は。シーズン3の“スケバン欧愛留”同様、漫画的手法で笑わせてくれます(ガクガク震える姿とか)。それにしても、どうして関西弁なんでしょ?極道言葉は。

このシーズン4、とかく時代を反映していますね。この日のコントはほぼリストラネタ。
“うちの会社転んだ”といいエレベータ内の出来事といい笑えるんだけど、明日は我が身的なネタが満載。そんなこんなで深夜に爆笑です。

あ、見ていない人にはいったい何の話しやねん!って感じでしょうけど、いずれ秋頃に再放送されるかも。

『サラリーマンNEOシーズン4』

| TV | 16:02 | comments(0) | トラックバック(-) | TOP↑

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映画版 鴨川ホルモー


鴨川ホルモー

原作を読んでから映画化されるというので超楽しみにしていた邦画です。万城目学が書いた恋愛友情ファンタジーなアホをどのように映像化されるのか、と京都。それだけが本当に楽しみにしておりました。この際ストーリーはおいといてでも。結果的にはその思惑は正しかったようで、原作は原作、映画は映画であったと言っておきます。

物語はほぼ原作通りにすすんでいくものの、要所要所で端折られていたり、ちょこっと曲げられていたりしてやはり原作ファンには納得いかない部分もあるのだけど、それは言っても仕方のないことなのでこれ以上の文句は野暮と言うことで言うのはよしておきます。

で、ワシとしてはなによりも、物語の主題になっている“ホルモー”がどのようになるのかが、楽しみであり恐怖でもあったのだけれど、できあがった映像を見て「ま、これならありかな」と言った感じです。えらく可愛すぎるきがしなくもないが。もちろん、「そんなもんじゃないよ!」って意見もあるんだろうけど、あくまでもワシの一個人としてこれでOKなのである。

それにしても、出演者の方々はがんばっておりましたね。あそこまでアホ丸出しの“オニ語”を発しながらよくぞ、京都の町中を駆け回ってくれたもんです。でもってやっぱり、京都市が全面協力したと言うこともあって、ウソではない京都があってワシとしてはかなりツボ。葵祭や祇園祭のシーンはさすがと思ったし、クライマックスのホルモー戦に至っては、戦いの場が移動していくんだけどそれが、きちんと“走って”なんとかできるルートになってました。こういう細かい設定には感心しましたよ。余談だけど、ロケ地になっていた鴨川デルタとか出町とか百万遍とか叡電沿いとか、先日歩いた京都そのまんまだったので結構うれしかったり。

結果的に原作にはおよばないにしてもワシにとっては楽しいひとときにかわりはなかったけどね。あ、一つ言うならもうちょっとホルモー戦を沢山みたかったかな。それと、できたら『六景』のエピソードも織り込んだほうが原作しらずにはより面白くなったかも?と思うワシなのでした。

| Movie(2009) | 23:11 | comments(0) | トラックバック(-) | TOP↑

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