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斉藤由貴 25th Anniversaryコンサート ~何もかも変わるとしても~

さっそく、ライブ雑感。
の前に、17年ぶりとなるアルバムがこの2月に発売。
ま、ファンのほとんどは昨年末に先行購入していたと思われます。
タイトルもこんかいのライブと同じ『何もかも変わるとしても』であります。
ま、アルバムの内容については、語ってしまうとそれだけで終わってしまうので、それはいつかまた(笑)。

と言うわけで、ニューアルバムをメインに今回のライブは構成されておりました。

今回の箱はパルコ劇場ということで、こじんまりとした空間にバンドの機材がきちんと並んでいて、その本気度がうかがえる。

斉藤由貴自身による前説のあと暗転、スポットが左から右後方に放たれると拍手が…。
客席入り口からの斉藤由貴登場。
そこはさっき自分自身が入ってきた扉である。
ちなみに、今回の席はF列のど真ん中、ということで客席全体でもど真ん中であります。
黒い衣装をまとった彼女が歌い出すのは、ビートルズの『Across the Universe』。
この曲はいろんなところでカバーが聴かれるけど、誰が歌ってもやっぱりいい曲である。
そして、ゆっくりと客席を歩きながら舞台に立った彼女が起こしたアクションはそのきょくの訳詞の朗読である。
それは、これまでになく彼女の声としてはいささか野太く、それでいて意志がはっきりと伝わる、芝居畑で鍛えた彼女ならではの演出でありました。
それにしても、近くを歩いた彼女の横顔は、やはり芸能人のオーラが纏われていました。

続いて『予感』はニューアルバムバージョンで。
これは、アルバム録音時は声がかなりヤバイ状態だったらしく、ちょっと危険度が高かったけど、今回はそこそこのノビがあって良かった。
安心です。
とはいうものの、オリジナルがこの曲に関してはやはりマストだと思いますが。
ある意味崇高な曲を2曲続けた後ここでMC。

いったん話し出すと、そこは斉藤由貴ワールド、とでも言うか。
ま、2008年のライブに続いてやや自虐と媚びネタで笑いを誘う。
と、本日のメニューなるモノを客席にみせてはわらいをとっていました。
今回は新旧の曲を交互に織り交ぜて披露するという趣向らしい。

で、選んだのが『街角のスナップ』。
いや~、これはホント懐かしいかぎりであります。
確かに、CMソングとして使われていたりしてメジャーなアルバム収録曲ではあるけど、今ここで聴けるとはね。
つづいて『AXIA~かなしいことり~』。
これはもう、鉄板ですね。
余談ですけど、一世を風靡した銀色夏生女史の世界がワシも好きだったんだけど、このライブのどこのMCだったか忘れてしまったんだけど、彼女とのエピソードを話していて、なぜかそれはとても嬉しいことでありました。

つづいて新譜から『のらねこ』と『遠出したいな』。
のらねこは谷山浩子提供で意外と好きな曲であります。
間違っても中島みゆきの『のらねこやまねこ』とは違いますから。
が、この曲でしっかり歌詞をとばしていました(笑)。
それは、ご愛敬と言うことで。
しかし、さほど広くない舞台を動き回っていたのは意外な構成でしたね。

そして、舞台にテーブルと椅子が運ばれゲストコーナー。
オレンジ色のドレスを着た辛島美登里が登場。

椅子に腰を下ろした二人は昨年末に行われた辛島女史のライブについてあーだこーだと話しておられ(このとき斉藤がゲスト)盛り上がっていました。
ひとしきりしゃべりで盛り上がった後、辛島が好きという『土曜日のタマネギ』と新作から『おうちでかくれんぼ』をデュエット。
斉藤がいったん衣装替えのために舞台袖に引っ込んで辛島のオンステージ(と説明してたので)。
故郷の桜の木をみて作った楽曲とのことだけど、いやぁ、辛島らしくなかなかいい曲でありますね。
このときの辛島のMCで今回のライブの客の空気が自身のライブの時とよく似ているらしく、とてもやりやすいと言っていました。
舞台に戻ってきた斉藤、といよいよ辛島提供の『手をつなごう』。
このとき、斉藤は手話を交えて辛島の世界を披露していました。
ここで辛島退場。

つづいて、自身の家庭におけるあれやこれやを充ててしまった『折り合いはつかない』を披露。
そして、今回のライブのマストである『Dearest』。
新作に収録されているこの曲、かなり辛辣な歌詞なんだけど、一番好きな曲であります。
簡単にいうと、子供達に対する彼女自身の思いをぶつけた、“もろプライベート”な楽曲です。
当然のようにアルバムの中では泣いています。
そんなわけで、歌い出しから彼女の声が震えていて、見ている者ももらいなきせずにはいられないほど。
相当数のお客さんが泣いていたと思われます(ワシもだけど)。
この曲、彼女の負の曲では名曲でしょう。

終了後、異様な雰囲気に包まれながら、感情移入しすぎて泣いてしまったことをわびながら舞台上で鼻をかむ斉藤由貴。
何という、舞台根性を持ち合わせた女優なんだろうと感心してしまった。
そんななかで、続いて自ら名曲達と言って歌ったのが『MAY』と『夢の中へ』。
MAYでは前曲を引きずっていたのか、やや声を裏返しつつもなんとか歌った感じ。
で、次の夢の中へで驚いたワシであります。
確かに、前回のライブの時も披露はしてましたけど、そのときはミディアムテンポの“おばさんバージョン”。
ところが、今回は出来る限りオリジナルに近いアップテンポのバージョンでした。
その上、懐かしの“あの踊り”まで披露してくれて、20数年前にタイプスリップしてしまいましたよ(笑)。
そして、いよいよ佳境に入り、新作から重量級のバラードを2曲。
『うた』と『永遠のひと』で本編終了。

そして、アンコールはそれこそ名曲『卒業』であります。
演出としては舞台上のスクリーンに彼女の過去の画像を映しつつ、と言ったことなんだけど、これが果たして良かったのか?
と言うのも、ワシ自身歌っている彼女の後ろでスライドされる若き日の斉藤由貴に目を奪われてしまって、生の斉藤由貴を見るというのを忘れてしまったほど。
いや、本当に可愛かったよ。

オーラスの前に今回のテーマの裏テーマがこの曲だと言ったのが『Que Sera, Sera』。
“なるようになるさ”である。
この曲はライブでは2回目だったけどこの手の曲はもうお手の物でありますね。
そして、この小曲を歌いきって舞台袖にひっこんでいとも簡単にライブは終了。

ま、余韻としてはちょっと少なくもあるけど、今回のライブも本当に良かった。
これからも歌える限りはライブをやって欲しいなと思います。

そして、渋谷の街を歩きながら頭の中ではかつての『予感』が流れているのでした。

1. Across The Universe
2. 予感
3. 街角のスナップ 
4. AXIA ~かなしいことり~
5. のらねこ
6. 遠出したいな

7. 土曜日のタマネギ(辛島美登里とともに)
8. おうちでかくれんぼ(辛島美登里とともに)
9. さくら(辛島美登里ソロ)
10. 手をつなごう(辛島美登里提供曲)

11. 折り合いはつかない
12. Dearest
13. MAY
14. 夢の中へ
15. うた
16. 永遠のひと
--- enclole ---
17. 卒業
18. Que Sera, Sera
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