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コクリコ坂から

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コクリコ坂から

女子サッカーの感動が冷めやらぬ中、ジブリの新作です。
いきなり、まとめの意見をいうとおそらくスタジオジブリは今後はこの路線にシフトするのだろうと確信した。
確か、宮崎監督が「しばらくはファンタジーはやらないだろう」と言っていたと記憶している。
それが、良いことなのか悪いことなのかわからないけど、やはり変化を求めることは当然だろうし、悪いことではない。
それが、ジブリ映画の客離れに繋がるとしても一度はあるべき姿なのだろうと思う。

さて、ここから感想。

監督の第一作目『ゲド戦記』でこてんぱんに批判された教訓が元になってるかどうかは別として、ワシは決してこの映画は悪くなかったと思う。
世間の人がちはなぜか宮崎吾郎という監督を批判せずにはいられないみたいで、今回もかなりなこと言ってる一般評論家がおります。
でも、客観的にみてそんなに悪いところがみあたらないと思うのである。
正直言ってゲド戦記すらワシとしては悪い映画ではないのである。
ゲド戦記という題材と、宮崎駿の息子でなければあんな風には批判はされなかったはず。
今回もまた同様である。

物語は昭和の中頃の少女マンガそのもの。
ま、これについても批判している訳のわからん人が多くいますが、制作段階で発表されていたこと。
内容が、昭和のメロドラマになるのは当たり前である。
それを知った上で観るとなんら不思議ではないのと思うのだけどね。

ただし、その時代背景についてはいささか古い、というのはワシも納得。
いま、この時代に戦後のどさくさにまぎれて「ああなった、こうなった」と言うのは少々強引かも。
確かに、80年代に大映のTVドラマなんかではよくあったパターンなんだけどね。
一緒に観に行ったツレは、「わからん」と言ってましたけど、本当にそうなのだろうか?
ワシとしてはとても単純明快な映画だったから不思議である。
でも、多少説明不足なところもあるからそう感じたのかも。
例えば今じゃ使わない「ガリを切る」とかね。
あと、主人公の海とメルと呼び方もね。
そう、この映画はもう完全にこども向けの世界からジブリが離れた映画作りをしたということなのである。
なので、この映画に子供を連れて行ってはいけないというのが真実。
ま、そこら辺をメディアはきちんと伝えないと行けないのだけどね。
にもかかわらず、日テレはそんなのを無視して集客活動に躍起になってますが…。

それにしても、今回の作画は本当に感動しました。
もうね、ジブリ映画をずっと観ているワシにとってはこの上ない作画。
スクリーンのなかで動き回る少年少女たちのあの表情はずっと待っていたジブリ映画そのもののような気がする。
それは今回のポスターにも現れていて、実はかなり期待しておりました。
それと、やはり服部氏のつむぐ音楽は新鮮で心地良いね。
吾郎氏が監督をするときはおそらく今後もこんな感じなのかと。

最後に。
見終わったあと、清々しいきもちになれた。
とともに、久しぶりに泣けた。
これこそジブリ映画だと思う。
あくまでもワシの意見ですが(笑)。
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| Movie(2011) | 23:10 | コメント(-) | トラックバック(-) | TOP↑

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