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師匠さん

なにげなく点けたテレビに吉朝さんが映っていた。言わずもがな桂吉弥のお師匠さんである。チャンネルはNHKのBS2。上方演芸ホール(という寄席番組)の蔵出しで、かけていたネタは『かぜうどん』だった。

この『かぜうどん』は吉弥もよくかけているネタですが、実ははじめて吉朝さんのを見ました。ま、ご存命だった頃は落語というモノにまったく興味がなかったので、今更ながらテレビにおける過去のものですが、最初から最後までホントに面白く、またネタに出てくる人物描写とそれを使い分けてつくる笑いのセンスが絶妙に巧いのには驚いた。名人の話芸に魅せられたと言った感じです。このネタ、吉弥でもおもしろおかしく何度も聞いているんですけど、正直に言うと吉朝さんのほうが数段も巧いし面白かった。さすがに師匠、吉弥が入門した理由もわかった気がしました。

特に大げさに演じているわけでもなく、かといって地味でもない。一見すると「この人って華があんのか?」とさえ思ってしまうんだけど、話し始めると本当に引き込まれてしまいます。特に、風邪っぴきのお客さんがうどんをすする場面、会場から拍手が聞こえてましたけどわかる気がしますわ。

吉朝さんの生の落語、本当に観たかったと思います。
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| TV | 17:48 | コメント(-) | トラックバック(-) | TOP↑

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